今年のスイカの価格
- JP-HU
- 2022年6月19日
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昨年度よりスイカの生産数が減少するとの予想です。
昨年3500ヘクタール作付けされたスイカですが、今年は約2800〜3000ヘクタールしか作付けされません。その理由は、労働力不足、スイカ市場についての不安、そしてもうひとつ、多くの人が穀物などの耕作を望んでおり、特にウクライナ戦争勃発後、これらの作物が現在プレミアム価格で販売されているからだとAgroinform.huは報じています。
穀物の市場は確保されていますが、スイカについては、冷夏の影響で売れ行きが悪くなる可能性があり、また、予想以上に輸入品が増える可能性もあるため、最後までその成否が注目されます。
この論文によると、例えば、早く熟すことができる種子の代わりに、現代のハイブリッド品種の接ぎ木苗を植えることなどが考えられると言います。
8〜10キロの大きなスイカではなく、種の少ない小さな物を求める人が多くなったので、お客様のニーズに合わせて対応することも大切なのです。
灌漑費用、人件費の上昇、輸送費の高騰も生産者のコストを大幅に引き上げており、商品価格に反映させる必要があるとの事です。
そのため、今年のハイシーズンには、市場や店頭の価格は昨年より30〜40%高い、1キロあたり170〜180フォリントに達すると予想されています。
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